桂 枝雀 落語大全 第一集
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江戸前落語の人間にとって 1 |
枝雀さんが東京に進出してきた昭和54〜56年頃は、「動く漫画」という体一杯を使った、やや過剰な演出は、当時東京にいた僕には、過激すぎた。何かと派手な演出の関西落語の中で、江戸前の正統派に近い桂米朝の一番弟子が、「基礎」を持ってるのになぜここまで崩すのかとも思った。しかし、江戸前の大将三遊亭円生が逝去した後の空白を枝雀師匠は見事に埋めてくれました。
そういう時代背景があって、一躍スターダムに乗り上げた後、東京の国立劇場で「寝床」を声が裏返るくらいに熱演した後「私もそろそろ芸風を変えないと遺憾と思ってるのです」と思わず口をついて出た言葉が、劇場にいた私には気にかかりました。
SRの会などを主催してシリアスな落語もやりながら、マスコミに載せられてどんどん「動く漫画」を強いられた師匠にとって、苦悩があったのでしょう。
このシリーズの第一回が「寝床」というのも皮肉ですね。「そこは私の寝床です」
枝雀師匠にとって、目指していた「寝床」違うダブルベッドに寝かされたのではないでしょうか?
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枝雀さん、Forever! |
私がまだ「落語ってどんなものだろう?」と興味だけを持っていた時に
こちらのレビューで「入門に最適」と書かれていたのをきっかけに購入しました。
古典落語って難しいんじゃないだろうか?と言う不安があったのですが、
この第一集は初心者が入りやすい噺でまとめられています。
「寝床」は下手な浄瑠璃を聞かせようとする大家さんと
出来るだけ避けようとする店子さん達のお話です。
カラオケでマイクを放さない上司と
それに迷惑している部下にたとえるとよく分かるネタです。
あほだけど憎めないキャラクターを
生き生きと、そして可愛らしく演じている枝雀さん。
既に亡くなった方だと知って本当に残念です。
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これは第一集にふさわしい! |
米朝一門のナンバー2(元)であったことを、強く実感できる一枚。
メインの「寝床」で見せる枝雀ならでわの軽い脱線、ボディアクションはもちろんのこと、大ネタらしい登場人物の多さをモノともしない演じ分けは圧巻。
また、カップリングが親しみやすいネタである「代書」であることや、解説担当が「べかちゃん」こと桂南光であることは、初めて落語に接する人への配慮とも思えます。
旧来からの上方落語ファンはもちろん、これから落語を体験してみようとする方に最適な一枚でしょう。
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落語の面白さを初めて知りました。 |
学生である自分が桂枝雀という人を知ったのは、師匠が亡くなった後ですが、
このDVDを見てびっくりしました。師匠の軽快な語り口と、大げさとも思える動作に引き込まれ、時間が一瞬にして過ぎました。これを見れば「落語は古い」というのが嘘だとわかります。終始笑いっぱなしでした。
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マジでオススメ。 |
まさか枝雀師匠の噺がDVDで観れるようなるとは想像もしてなかったので
とても嬉しい限りです。
卓越した技術、理論に裏付けられたパフォーマンスはジャンルを問わず
時間が経っても褪せることのない魅力を放つということを良く表している
作品だと思います。
10枚揃えるのが楽しみですー。


